家全体の施工事例
築80年の”熊本地震”被災住宅のリノベーション 熊本市中央区
『平成28年熊本地震』で大規模半壊。
先祖代々受け継いできた家のリノベーションを決意
E様邸は築80年。
『平成28年熊本地震』で大規模半壊という大きな被害を受けました。
しかし、E様は築80年、先祖代々受け継いできた家を残したいとの一心で、
弊社にご相談。
そして「リノベーション」のご決断をなさいました。
地震で傷んだ建物本体部分は、ベテランスタッフがホームインスペクション(住宅診断)を行い、筋交い部分に金物を取り付けた上に構造用合板をみ合わせて耐震補強を施しました。
外装は重厚感のある和モダンなデザインで一新。
室内は、将来のシニアライフを見すえてバリアフリー化を。
また、窓を全てペアガラスに変更、断熱材も厚めに使用したので、
快適な住み心地を実現しました。
間取りは大きな変更はありませんが、リビングを拡張して生活の利便性を考慮しています。
E様は、「最初は解体するか迷いましたが、リノベーションして良かったです。」と
ご満足のご様子でした。
E様邸は、
H29年3月31日発刊の『住 Style Book』
(熊本日日新聞社発行)に掲載されました。
↓ 外観 Before 『平成28年熊本地震』で大規模半壊の判定。
立ち入り禁止のバリケード。
ご自宅を前にしてE様のお気持ちはいかほどだったでしょう・・・
↓ 外観 Before
↓ 外観 After 長い歴史を尊重した重厚感のある外観。
「本家として、ご先祖をお守りできる家になりました。」とE様。
↓ 玄関 After 鏡貼りの大きなシューズクロークを造作。なんと、50足以上の収納が可能です。
↓ 玄関 After 高い天井の開放感ある空間でお客様を招き入れます。
↓ 室内 Before 地震の爪痕が残る室内。
↓ 室内 Before 地震の激しい揺れで壁が剥がれ落ちています。
↓ 室内 Before 壁のあちらこちらで亀裂が走っていました。
↓ 室内 Before
↓ リビング After 断熱材を厚めに使用。
窓は全てペアガラスにして快適な住み心地を実現。
↓ リビング After 築80年の家を耐震補強。将来を見据えてバリアフリー化をなさいました。
↓和室 Before
↓和室 After 仏壇を置く和室は落ち着いた雰囲気。隣接するリビングの床とフラットに続きます。
↓縁側 Before
↓縁側 After 和室に繋がる縁側は、「軒を少しカットしたことで、室内の明るさがアップしました。
↓ 浴室 After 暖房設備も完備。冬場のヒートショックの心配も軽減します。
↓ 洗面所 After キッチンやトイレ、洗面脱衣室などの水廻りはバックヤードで
つながっています。オープンな収納も新設。
↓ トイレ After 車椅子でも利用できるように幅を拡張。
省スペースなスライディングドアも取付ました。
施工場所 | 熊本県 熊本市中央区 |
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リフォーム箇所 | リノベーション |
家族構成 | 60歳未満:2人 60歳以上:2人 |
物件概要 | 構造 / 木造二階建て 築年 /築約80年 |
コメント | 『平成28年熊本地震』で大規模半壊判定の家 耐震補強・断熱性向上・バリアフリー化 工 事 費 / 250万円代 竣 工 / 2017年 |