これまでの歴史

2011年11月1日 火曜日

【2011年】『家を考える~断熱と健康』その1・・・勉強会より

【発行先情報】 株式会社リホーム熊本   
〒861-8038 熊本県熊本市長嶺東5丁目8-10

『家を考える~断熱と健康』その1

専門家による断熱の勉強会 
10月27日(木)10:30~12:00
専門家による勉強会が弊社内で行われました。

そこで、断熱の重要性と必要性を感じ、
皆様と共有をしたいと思い、
弊社ホームページで情報を発信することになりました。

お話頂いたのは
旭化成建材部の
福岡営業所長様と、
断熱の研究をなさっている方です。
(お名前はプライバシー保護のため伏せさせて頂きました。)

◆住まいのリフォームに関する関心度、満足度ランキング
 
キッチンがNo.1でトップ10以内に断熱が入っています。
  
それが、工事途中になると断熱は16位になり、
工事が完成すると18位に落ちてしまいます。

キッチンと断熱の関心度と満足度の差は何か?
それは目に見えるか見えないかの違いによります。

キッチンは生活の中でいつも目に見えるもの(主役)、
断熱材は壁の中に隠れてしまう(脇役)からです。

世の中には、見えるものと見えない物があります。
本当は、見えないものが
大切な何かを支えているのかもしれません。

だから・・・
その目に見えない部分が生活と健康を支えていることを
見逃してはなりません。

書家で有名な相田みつをさんが次のような名言を書かれています。

 花を支える枝
   枝を支える幹
     幹を支える根

 根っこは見えねんだなあ

◆交通事故と家庭内事故(夜のトイレやお風呂場での事故等)

みなさん、
交通事故は一年間で何件発生しているかご存知ですか?
10年前は年間約10,000 人の方が無くなっています。
その後徐々に減少して、現在では年間約 5,000人に下がりました。

次に
家庭内事故で死亡された方は12,000人。
なんと、交通事故よりも倍以上も多いんです!
そして
お風呂場で溺れた人は3,000~3,500人
これは10年前も現在も変わっていないようです。
そして、多くは寒い冬に発生しています。

お風呂場での事故は・・・・
寒いところで裸になり、お湯につかって温まると血管が広がります。
特にお年寄りは血管が固くなっていますので、血流が多くなると
血管に負担がかかり、破れてしまいます。
そして意識を失い溺れてしまいます。
また、
冬場のトイレなどでも同じように事故が発生しています。

これらの事故は、
お年寄りに限った事ではなくなってきています。

これは
同じ建物内での温度差が大きい事が原因の一つとなっています。

この様な事故をヒートショックと言います。・・・・(最下段参照)

ヒートショックは
断熱性の少ないことがいかに危険なのかを物語っています。

私たちの”ふるさと”である家が、
   なぜ私たちに牙をむくのでしょうか?

もし・・・・・
キチンと断熱をしていれば・・・・

しっかりと断熱をすることは生きる事であり大切なことです。

ちなみに
事故発生件数が最も多い県は、富山県だそうです。
富山県はお金持ちが多くて、家も立派です。
しかし、大きい家だから全部屋にまんべんなく断熱をまかなう事ができません。、
だから、家での温度差があちらこちらでおこり、事故が多数発生するそうです。
ところが
最も北に位置する北海道は、事故が多そうに見えて実はかなり少ないとの事。
その理由は、断熱に対する意識が高いからです。

『家を考える~断熱と健康』その2  こちらです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒートショックとは
急激な温度変化により体が受ける影響のことである。
リビング・浴室と脱衣所・トイレなど、温度変化の激しいところを移動すると、
体が温度変化にさらされ血圧が急変し、
脳卒中や心筋梗塞などにつながるおそれがある。
日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高いとされ、
その理由は「お風呂場と浴衣室の温度差」であるとされる。 
※Wikipediaより

投稿者 株式会社リホーム熊本

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