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【先行情報】住宅省エネ2026補助金まとめ

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2025.12.23

※本記事は、正式発表前の情報をもとにした「先行情報(速報)」です。補助額・要件・申請開始日などは今後変更となる可能性があります。制度の詳細が出揃い次第、【確定情報版(完全版)】の記事を別途公開予定です。

「2026年の補助金、もう内容は決まったの?」「窓や給湯器の補助額って、今年とどう変わるの?」というご相談が増えてきました。

この記事では、12/18時点で更新された資料をもとに、 住宅省エネ2026(給湯省エネ/窓リノベ)の先行情報を、できるだけ分かりやすく整理してお伝えします。

📌 目次


🧭 住宅省エネ2026の全体像

2026年も、これまでと同様に 国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による住宅の省エネ支援が予定されています。 現時点で整理できる大きな柱は、次の2つです。

どちらも、家庭のエネルギー消費を抑えて光熱費負担の軽減につなげることを目的とした制度です。


🚿 給湯省エネ2026(最新情報あり)

給湯省エネ2026は、省エネ性能が高い給湯器(エコキュート/ハイブリッド給湯器/家庭用燃料電池など)を導入する場合に補助金が交付される制度です。 さらに、既存給湯器の撤去を伴う場合は、撤去加算が付く仕組みも示されています。

💰 補助額(12/18時点)

現時点で整理できる補助額の目安は以下のとおりです(※要件を満たす場合に加算あり)。

品目 基本補助額 加算要件を満たす機種を設置の場合
エコキュート 7万円/台 10万円/台
ハイブリッド給湯器 10万円/台 12万円/台
家庭用燃料電池(エネファーム) 17万円/台

※給湯効率の良い機種については、加算要件の対象となる想定です。対象型番一覧などの詳細は今後の公表を待つ必要があります。

🧠 対象機種の考え方(現時点で判明している内容)

エコキュート(例)

ハイブリッド給湯器(例)

家庭用燃料電池(例)

🧹 既存給湯器の撤去加算(12/18時点)

給湯器工事に伴い、下記の機器を撤去する場合は補助額が加算される想定です(※別枠で予算上限が設けられております)。

撤去する品目 加算額 上限の目安
電気温水器 2万円/台 上限:2台まで
蓄熱暖房機 4万円/台 上限:撤去台数と同数まで

※2024年・2025年は「給湯省エネ」関連が早期に予算上限へ到達した実績があります。2026年も同様の可能性があるため、検討中の方は早めの情報収集がおすすめです。


🪟 先進的窓リノベ2026(補助額決定)

先進的窓リノベ2026は、内窓・外窓・ガラス交換など、窓の断熱改修に対して補助金が交付される制度です。 資料上では 12/16に補助額が決定 した一方で、 申請条件/最低工事金額/対象商品(型番)などは未確定 とされています。

🪟 内窓(補助額の目安)

区分 グレード 特大
戸建て住宅 SS 140,000 89,000 58,000 36,000
戸建て住宅 S 76,000 52,000 34,000 22,000
低層/中高層集合住宅 SS 152,000 98,000 64,000 40,000
低層/中高層集合住宅 S 83,000 57,000 37,000 24,000

※資料上、内窓はAグレードの記載が「ー」となっています(今後変更の可能性あり)。サイズ区分(特大/大/中/小)は窓種や寸法により判定されます。

🛠️ 外窓交換(補助額の目安)

カバー工法:既存の開口枠上から受け材を取り付け、サッシを新たに施工する方法(資料記載)

区分 グレード 特大
戸建て/低層集合住宅 SS 239,000 156,000 124,000 92,000
戸建て/低層集合住宅 S 156,000 104,000 88,000 66,000
戸建て/低層集合住宅 A 116,000 92,000 60,000 41,000
中高層集合住宅 SS 302,000 202,000 229,000 156,000
中高層集合住宅 S 202,000 153,000 153,000 104,000
中高層集合住宅 A 174,000 133,000 133,000 92,000

ハツリ工法:既存のサッシを解体撤去の上、新たに枠を組みなおす方法(資料記載)

区分 グレード 特大
戸建て/低層集合住宅 SS 194,000 149,000 110,000 69,000
戸建て/低層集合住宅 S 119,000 92,000 68,000 44,000
戸建て/低層集合住宅 A 85,000 63,000 48,000 29,000
中高層集合住宅 SS 229,000 229,000 156,000 92,000
中高層集合住宅 S 153,000 153,000 104,000 62,000
中高層集合住宅 A 133,000 133,000 92,000 54,000

※資料には「低層集合住宅でのサッシ交換は戸建て住宅と同等の補助金額」との注意書きがあります。

🧊 ガラス交換(補助額の目安)

区分 グレード 特大
戸建て住宅 SS 78,000 52,000 32,000 11,000
戸建て住宅 S 53,000 35,000 23,000 7,000
戸建て住宅 A 41,000 27,000 18,000 5,000
低層/中高層集合住宅 SS 86,000 57,000 35,000 12,000
低層/中高層集合住宅 S 59,000 39,000 25,000 8,000
低層/中高層集合住宅 A 45,000 30,000 20,000 6,000

※ガラス交換は「ガラス性能」や「サッシ枠の性質」によって補助額が決定する想定です。資料上では、樹脂内窓のガラスのみ入替などが対象となる可能性が示唆されています(今後変更の可能性あり)。


⚠️ 現時点で注意しておきたいポイント

住宅省エネ補助金は、「いつ工事を始めたか(着手日)」が対象可否に影響する可能性があります。 正式発表前に工事を開始すると、補助対象外になるケースも考えられるため、判断は慎重に進めるのがおすすめです。

今できるのは、情報収集現地調査やりたい工事の整理などの「準備」まで。 正式要件が出たタイミングでスムーズに動けるよう、早めに相談しておくと安心です。

また、対象工事は令和7年11月28日以降に着工した工事となります。


📝 まとめ(12/18時点)

リホーム熊本では、最新情報を随時確認しながら、補助金を活用しやすいリフォーム計画をご提案しています。 「自分の家は対象になる?」「今は何をしておけばいい?」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

※本記事は12/18時点の資料をもとに作成した先行情報です。制度の正式発表後、内容を整理した【確定情報版】を改めて公開予定です。

引用元:
【給湯省エネ2026 詳細】(経済産業省資源エネルギー庁ホームページ)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/kyutokidonyu/kyutodonyuhojo2025.html
【先進的窓リノベ2026 詳細】(環境省ホームページ)
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/building_insulation/window_00004.html

 

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