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2026.5.22
「住宅省エネ2026キャンペーン」は3/31より申請が始まり、現在続々と詳細が公表されています。この記事では、5/22時点の最新情報をもとに、給湯省エネ・先進的窓リノベ・みらいエコ(Me住宅)の内容を整理してお伝えします。
2026年も、これまでと同様に国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による住宅の省エネ支援が予定されています。現時点で整理できる大きな柱は、次の2つです。
いずれも、家庭のエネルギー消費を抑えて光熱費負担の軽減につなげることを目的とした制度です。
給湯省エネ2026は、省エネ性能が高い給湯器(エコキュート/ハイブリッド給湯器/家庭用燃料電池など)を導入する場合に補助金が交付される制度です。さらに、既存給湯器の撤去を伴う場合は、撤去加算が付く仕組みも示されています。
※2026年からは「省エネ性能が高い」だけでなく、インターネットに接続できる機種(ピークシフト機能)が必須化された点がポイントです。
※エコキュートは「本体(最大10万円/台)」に加えて、電気温水器の撤去加算(+2万円/台)を組み合わせると、条件次第で最大12万円となるケースがあります。
| 品目 | 基本補助額 | 加算要件を満たす機種を設置の場合 |
|---|---|---|
| エコキュート | 7万円/台 | 10万円/台 |
| ハイブリッド給湯器 | 10万円/台 | 12万円/台 |
| 家庭用燃料電池 | 17万円/台 | ー |
給湯効率の良い機種については加算要件の対象となります。2025年の補助金と比べ、高性能機種への補助額が2万円ダウンとなりましたが、自治体補助金と比較すると依然として補助額が高い状況です。
給湯器工事に伴い、下記の機器を撤去する場合は補助額が加算される想定です(※別枠で予算上限が設けられています)。
| 撤去する品目 | 加算額 | 上限の目安 |
|---|---|---|
| 電気温水器 | 2万円/台 | 上限:2台まで |
| 蓄熱暖房機 | 4万円/台 | 上限:撤去台数と同数まで |
※撤去加算は「給湯省エネ2026」とは別個に予算上限が設けられています。2024年・2025年と2年連続で「給湯省エネ」の予算額に先んじて予算消化が終了しており、検討中の方は早めの情報収集がおすすめです。
先進的窓リノベ2026は、内窓・外窓・ガラス交換など、窓の断熱改修に対して補助金が交付される制度です。
| 住宅 | 1,000,000 |
| 延床面積240㎡以下の非住宅建造物 | 1,000,000 |
| 延床面積240㎡を超える非住宅建造物 | 10,000,000 |
サイズ区分(窓1枚あたりの面積)
集合住宅・非住宅の区分
| 区分 | グレード | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸建て住宅 240㎡以下の非住宅建造物 |
SS | 140,000 | 89,000 | 58,000 | 36,000 |
| S | 76,000 | 52,000 | 34,000 | 22,000 | |
| A | ー | ー | ー | ー | |
| 低層集合住宅 中高層集合住宅 240㎡以上の非住宅建造物 |
SS | 152,000 | 98,000 | 64,000 | 40,000 |
| S | 83,000 | 57,000 | 37,000 | 24,000 | |
| A | ー | ー | ー | ー |
内窓のAランクは2026年より対象外となります。リホーム熊本ではご指定等がない場合、補助金対象のSランク商品でのお見積をさせていただきますので、ご安心ください。
カバー工法:既存の開口枠上から受け材を取り付け、サッシを新たに施工する方法(資料記載)
| 区分 | グレード | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸建て/低層集合住宅 | SS | 239,000 | 188,000 | 138,000 | 89,000 |
| S | 156,000 | 124,000 | 92,000 | 60,000 | |
| A | 116,000 | 88,000 | 66,000 | 41,000 | |
| 中高層集合住宅 | SS | 302,000 | 229,000 | 156,000 | 92,000 |
| S | 202,000 | 153,000 | 104,000 | 62,000 | |
| A | 174,000 | 133,000 | 92,000 | 54,000 |
ハツリ工法:既存のサッシを解体撤去の上、新たに枠を組みなおす方法(資料記載)
| 区分 | グレード | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸建て/低層集合住宅 | SS | 194,000 | 149,000 | 110,000 | 69,000 |
| S | 117,000 | 92,000 | 68,000 | 44,000 | |
| A | 86,000 | 63,000 | 48,000 | 29,000 | |
| 中高層集合住宅 | SS | 302,000 | 229,000 | 156,000 | 92,000 |
| S | 202,000 | 153,000 | 104,000 | 62,000 | |
| A | 174,000 | 133,000 | 92,000 | 54,000 |
サッシ交換についてはAランクが2025年同様に対象商品となります。低層集合住宅でのサッシ交換は、戸建住宅と同等の補助金額となりますのでご注意ください。
| 区分 | グレード | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸建て住宅 | SS | 78,000 | 52,000 | 32,000 | 11,000 |
| S | 53,000 | 35,000 | 23,000 | 7,000 | |
| A | 41,000 | 27,000 | 18,000 | 5,000 | |
| 低層/中高層集合住宅 | SS | 86,000 | 57,000 | 35,000 | 12,000 |
| S | 59,000 | 39,000 | 25,000 | 8,000 | |
| A | 45,000 | 30,000 | 20,000 | 6,000 |
※ガラス交換は「ガラス性能」や「サッシ枠の性質」によって補助額が決定します。樹脂内窓のガラスのみ入替といった施工が主たる対象となります。
ドア工事の申請につきましては、他の窓工事と同一の契約かつ同時に申請を行う場合のみ対象となりますのでご注意ください。
カバー工法:既存の開口枠上から受け材を取り付け、サッシを新たに施工する方法
| 区分 | グレード | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|---|
| 工事箇所共通 | SS | 239,000 | 188,000 | 138,000 | 89,000 |
| S | 156,000 | 124,000 | 92,000 | 60,000 | |
| A | 116,000 | 88,000 | 66,000 | 41,000 |
ハツリ工法:既存のサッシを解体撤去の上、新たに枠を組みなおす方法
| 区分 | グレード | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|---|
| 工事箇所共通 | SS | 194,000 | 149,000 | 110,000 | 69,000 |
| S | 117,000 | 92,000 | 68,000 | 44,000 | |
| A | 86,000 | 63,000 | 48,000 | 29,000 |
みらいエコ2026(Me住宅2026)は、エコ住宅設備(浴槽・水栓・トイレなど)や断熱材の施工に対する包括的な補助制度です。2025年の「子育てグリーン住宅補助事業」に代わる事業ですが、今年は補助要件が大幅に変更されました。
「トリガールーム」は、2026年の「みらいエコ住宅」制度で導入された新しい考え方です。簡単にいうと 「この部屋を省エネ改修の中心となる部屋として設定する」 というものです。
リビングや寝室など、日常的に使用している居室を「トリガールーム」として指定し、その部屋で一定の省エネ性能向上工事を行うことで、住宅全体の改修工事も補助対象として認められやすくなる仕組みです。
対象となる工事には、たとえば以下があります。
一方で、
などは、トリガールームとして認められない場合があります。「設備だけを交換する」のではなく、「実際に生活する空間の快適性や断熱性能をしっかり向上させる」 ことを目的として導入された考え方です。
「お住まいが新築された時期」と「目指す省エネ基準」によって、必要となる工事内容が変わります。
① 次世代省エネ基準(1998年基準)に引き上げるリフォームの場合
| 開口部の断熱改修 | 躯体の断熱改修 | ||
|---|---|---|---|
| 改修箇所 | トリガールームの外皮に面する 全ての開口部 |
トリガールームの外皮に面する 部位のうち組み合わせによって決定 |
|
| 工事内容 | ・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓設置 ・ドア交換 |
以下の区分の外皮面の部位に対し、 最低使用量以上の断熱材を使用 ・外壁 |
|
| 新築時期 | サッシ性能区分 | 改修が必要な部位数 | |
| 新築が 平成3年以前 |
P | 不要 | |
| S | 1部位 | ||
| A | 2部位 | ||
| B・C | 3部位 | ||
| 新築が 平成4年〜平成28年 |
P | 不要 | |
| S | 不要 | ||
| A | 1部位 | ||
| B・C | 2部位 | ||
② 義務基準(2025年基準)に引き上げるリフォームの場合
| 開口部の断熱改修 | 躯体の断熱改修 | 特定エコ住設の設置 | ||
|---|---|---|---|---|
| 改修箇所 | トリガールームの外皮に面する 全ての開口部 |
トリガールームの外皮に面する 部位のうち組み合わせによって決定 |
以下のいずれかを改修 ・高効率給湯器(1台) ・高効率エアコン(1台) |
|
| 工事内容 | ・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓設置 ・ドア交換 |
以下の区分の外皮面の部位に対し、 最低使用量以上の断熱材を使用 ・外壁 |
・高効率給湯器 ・高効率エアコン |
|
| 新築時期 | サッシ性能区分 | 改修が必要な部位数 | エコ住設設置 | |
| 新築が 平成3年以前 |
P | 不要 | どちらか必須 | |
| S | 1部位 | |||
| A | 2部位 | |||
| B・C | 3部位 | |||
| 新築が 平成4年〜平成28年 |
P | 不要 | ||
| S | 不要 | |||
| A | 1部位 | |||
| B・C | 2部位 | |||
| 平成28年基準相当に引き上げるリフォーム | 平成11年基準相当に引き上げるリフォーム | |
|---|---|---|
| 平成4年基準を満たさないもの | 100万円/戸 | 50万円/戸 |
| 平成11年基準を満たさないもの | 80万円/戸 | 40万円/戸 |
昨年までの補助金と異なる点として「お住まいが建てられた年」と「目指す省エネ基準」で補助額上限が変わる、という点が挙げられます。
「お住まいが建てられた年」と「目指す省エネ基準」によって必須となる工事が変わります。工事内容の組み合わせは、現時点では未公表の部分も残っています。
| 品目 | 今年の補助額 | 昨年の補助額 | 複数申請 |
|---|---|---|---|
| 内窓 | ¥13,000〜 | ¥11,000〜 | 〇 |
| サッシ交換 | ¥29,000〜 | ¥22,000〜 | 〇 |
| ガラス交換 | ¥5,000〜 | ¥4,000〜 | 〇 |
| ドア交換 | ¥23,000〜 | ¥43,000〜 | 〇 |
| 断熱改修(外壁) | ¥14,000/㎡ | ¥84,000/戸〜 | 〇 |
| 断熱改修(屋根/天井) | ¥13,000/㎥〜 | ¥30,000/戸〜 | 〇 |
| 断熱改修(床) | ¥25,000/㎥〜 | ¥52,000/戸〜 | 〇 |
| エコキュート | ¥45,000 | ¥30,000 | × |
| エコジョーズ/エコフィール | ¥30,000 | ¥0 | × |
| 太陽熱利用システム | ¥45,000 | ¥30,000 | × |
| 蓄電池 | ¥96,000 | ¥64,000 | × |
| 節水型トイレ | ¥34,500 | ¥23,000 | 〇 |
| 節水型以外のトイレ | ¥31,500 | ¥21,000 | 〇 |
| 節湯水栓 | ¥9,000 | ¥6,000 | 〇 |
| 換気設備 | 後日発表 | 昨年は定義なし | ? |
| 高断熱浴槽 | ¥48,000 | ¥32,000 | × |
| ビルトイン食洗機 | ¥30,000 | ¥20,000 | × |
| レンジフード | ¥15,600 | ¥13,000 | × |
| コンロ | ¥18,000 | ¥15,000 | × |
| 浴室乾燥機 | ¥27,600 | ¥23,000 | × |
| 宅配ボックス | ¥13,200 | ¥11,000 | 戸建 ×/集合 〇 |
| キッチン対面化 | ¥106,800 | ¥91,000 | × |
| 手すり設置 | ¥7,200 | ¥6,000 | × |
| 段差解消 | ¥8,400 | ¥7,000 | × |
| 廊下幅拡張 | ¥33,600 | ¥28,000 | × |
| 衝撃緩和畳の設置 | ¥25,200 | ¥21,000 | × |
| リフォーム瑕疵保険加入 | ¥8,400 | ¥7,000 | × |
| 高効率エアコン | ¥52,000〜 | ¥20,000〜 | 〇 |
| 空気清浄/換気機能付きエアコン | ¥24,000〜 | ¥20,000〜 | 〇 |
2026年も、住宅の省エネリフォームを後押しする3つの補助事業が並走します。制度ごとに対象工事・補助額・申請条件が細かく分かれているため、「うちは対象になるのか」「どの制度を組み合わせるとお得か」を見極めることが大切です。
リホーム熊本では、最新情報を随時確認しながら、補助金を活用しやすいリフォーム計画をご提案しています。「自分の家は対象になる?」「今は何をしておけばいい?」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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参考(公式)
【給湯省エネ】(経済産業省 資源エネルギー庁)
https://kyutou-shoene2026.meti.go.jp/
【先進的窓リノベ(公式)】(環境省)
https://window-renovation2026.env.go.jp/
【みらいエコ2026】
https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/