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2026.10.8
こんにちは、リホーム熊本です。
毎日のフローリングのお手入れ、なんとなく自己流で続けていませんか?実は、良かれと思って行っているお掃除方法が、フローリングを傷める原因になっていることも少なくありません。今回は、日常のお手入れから汚れ・傷の対処法、ワックスの頻度、無垢材やペット対応床の注意点まで、フローリングのお手入れの疑問に幅広くお答えします。
フローリングは乾拭きが基本で、水拭きや強い洗剤・熱は避けるのが長持ちのコツです。
📌 この記事でわかること
フローリングの日常のお手入れは、掃除機やフローリングワイパーでホコリを取ったあとの「乾拭き(カラ拭き)」が基本です。乾いた布やモップで乾拭きをすると、掃除機だけでは取りきれない微細なホコリまで取れて、床本来のツヤを保つことができます。
まず、掃除機のヘッドに摩耗があったり傷防止フェルトが付いていなかったりすると床を傷つける恐れがあるため、優しくかけましょう。また、フローリングワイパーは手前に引き寄せるように動かすと、ホコリが舞い上がりにくくなります。
スチームモップ・スチーム洗浄機・高圧洗浄機は絶対に使用しないでください。熱と大量の水蒸気が目地や継ぎ目から内部へ侵入し、木材の膨れ・ひび割れ・反り・変色・表面はがれ・カビなど、致命的な損傷を引き起こすおそれがあります。複数のメーカーの取扱説明書でも、こうした使用を控えるよう案内されています。
そのほか、次のようなお手入れもフローリングを傷める原因になるため避けましょう。
フローリングを汚してしまったら、木目や目地に染み込む前に直ちに拭き取るのが鉄則です。基本の手順は、①固く絞った雑巾で水拭き→②乾いた布で完全に乾拭き→③落ちない場合は水で薄めた住居用中性洗剤で拭き取り→④仕上げに水拭きと乾拭き、の順です。洗剤や水を床に直接まくのは絶対NGです。目地や継ぎ目から内部へ浸透し、部分的な膨れや浮きの原因になります。
汚れの種類によって対応方法が少しずつ異なります。代表的な4つのトラブルをまとめました。
| 食べこぼし(醤油・油分など) | 放置するとシミ・変色の原因になります。固く絞った雑巾ですぐ拭き取り、固まった油汚れは薄めた住居用中性洗剤で浮かせてから水拭き・乾拭きします。 |
|---|---|
| 飲みこぼし(水・コーヒー・アルコールなど) | 放置すると水分が浸透し、シミ・変色・ひび割れ・膨れの原因になります。乾いた布ですばやく吸い取り、固く絞った雑巾で拭いたあと完全に乾拭きします。 |
| マジック(油性ペン・クレヨンなど) | クレヨンや水性インクは薄めた中性洗剤で対応できます。油性マジックは消毒用エタノールやシミ抜き用ベンジンを含ませた布ですみやかに拭き取ります。 |
| 皮脂汚れ(足裏の跡・油煙など) | 水拭きだけでは落ちにくいため、薄めた住居用中性洗剤で拭き取ったあと、水拭き・乾拭きを徹底します。スリッパの裏面も定期的に拭くと予防になります。 |
なお、靴墨や毛染め液、家庭用パーマ液などは一度付着すると除去できないため、使用する場所には敷物やカバーを敷いて保護しましょう。
フローリングの傷やへこみは、傷の深さによって直し方が変わります。浅いすり傷や色落ちであれば、フローリングと同系色の補修用クレヨンやタッチアップペン(着色剤)を塗り込むと目立たなくできます。余分な成分はきれいな布で拭き取りましょう。
深い傷やえぐれたへこみには、補修用ハードワックスを専用の電気コテで溶かして山盛りになるよう埋め、付属のヘラで表面を平らに成形したあと、周囲の艶になじませる方法があります。無垢材の場合は木工用パテを埋めて乾燥させ、サンドペーパーで磨いてから同色の塗料やオイルで再塗装します。
広範囲の破損やタバコの焦げ跡など重度の損傷は、自己流で削りすぎるとかえって塗膜を破壊し状態を悪化させてしまうため、無理をせず専門の補修業者や施工店、マンションにお住まいの場合は管理会社にご相談ください。また、弊社では傷を埋めて周りの色や柄に合わせて塗装する「リペア」というご提案も可能です。どこに相談すればいいか迷ったときは、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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へこんだ場所に熱いアイロンを直接当てて戻そうとするのは絶対にやめてください。焦げや変色の原因になります。また、重い家具や冷蔵庫、ピアノなどを配置・移動する際は、脚元に保護板やフェルトを敷き、引きずらないようにしましょう。
フローリングのワックスがけの目安は半年に1回〜1年に1回です。天気が良く乾燥した、風通しの良い日に行うのがポイントです。ワックスは必ず「木床用の水性樹脂系ワックス」を使い、転倒防止のために「ニス塗り木質床用」「塗装木質床用」と表示された製品を選びましょう。ロウタイプのワックスや油性ワックスは滑りやすく危険なため使用しないでください。
ただし、近年増えているシートフローリングなどの「ワックス不要(フリー)」タイプの床にワックスを塗ると、もともと備わっている抗菌・抗ウイルス・耐傷性・防滑性などの性能が失われたり、密着不良によるはがれや白化の原因になったりします。まずはお使いの床材がワックス対応かどうかを確認しましょう。
施工の基本手順は、①掃除機と固く絞った布(必要に応じて中性洗剤)で汚れを落として床面をしっかり乾燥させる→②ワックス液を床に直接まかず、きれいな布や専用モップに染み込ませて木目に沿って薄くムラなく塗る、という流れです。強アルカリ性のワックス剥離剤は絶対に使用しないでください。大量の水を使うため塗膜や基材を激しく傷め、膨れ・変色・カビを引き起こします。塗布後は完全に乾燥するまで歩かないようにし、雨天(高湿度)や室温5℃未満の低温時に塗ると、ワックス膜が白く濁る「白化」が起こりやすくなるため避けましょう。床暖房を使用している場合は、スイッチを切り床面が冷えてから作業してください。
無垢材フローリングは100%天然木のため、水分や湿気に非常に敏感です。水分を吸収すると膨張・反り・突き上げ・隙間・カビの原因になるため、日常は掃除機やほうきで隙間のゴミを取り除いたあと、水拭きは避けて乾拭きを徹底しましょう。
表面の塗装の種類によっても、お手入れの仕方が変わります。
また、ホットカーペットやファンヒーターの熱を無垢材に直接当てると、過度な乾燥によりひび割れや反りが生じるため、下に厚手のラグやカーペットを敷いて保護してください。化学雑巾・化学モップも成分が染み込みシミや変色の原因になるため、使用は避けましょう。
滑り止め加工が施されたペット対応フローリングは、ワックスを塗らないでください。ワックスを塗ると表面の細かな凹凸が埋まってしまい、すべり止め性能やアンモニアへの耐性が低下してしまいます。
日常のケアでは、ペットの爪や肉球まわりの毛を定期的にカットし、散歩から帰ったら足裏の砂やゴミをよく落としてから室内に上がらせるようにしましょう。砂を持ち込むと、表面の防滑フィルムが研磨されて摩耗し、滑り止め効果が低下してしまいます。
排泄物や唾液が床に付着した場合は、放置せずすぐに拭き取ることが大切です。排泄物は水分以上に強いアンモニアなどの成分が目地から浸透し、変色・膨れ・はがれ・カビの原因になるため、発見次第、固く絞った雑巾で拭き取りましょう。トイレ周辺には防汚マットを敷くこともおすすめです。唾液は放置すると固化し水拭きだけでは落ちにくくなるため、住居用中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取り、水拭き・乾拭きで仕上げます。なお、裏面に凹凸や滑り止め加工のあるスリッパは防滑フィルムの摩耗を早めてしまうため、防滑仕様の床材の上では使用を避けましょう。
天然木ツキ板(突板)や挽き板、天然木複合フローリングは、プリントシート(化粧シート)の床材と比べて水分・湿気や物理的な衝撃に敏感です。日常は掃除機と乾拭きを基本にし、キッチンや洗面所など水飛びしやすい場所にはキッチンマットなどを敷いて保護し、水が飛んだら直ちに拭き取りましょう。
水拭きをするときは雑巾を固く絞り、水分が目地に残らないよう必ずすぐに乾拭きを行います。濡れたまま放置すると、表面の天然木層の剥がれやひび割れ、目地の膨れが生じるおそれがあります。頑固な汚れには水で薄めた住居用中性洗剤を含ませた布で拭き取り、仕上げに水拭き・乾拭きを行いましょう。ワックス対応製品であれば、定期的にメーカー推奨の水性樹脂ワックスを薄く塗布して表面の保護膜を維持します。天然木層は比較的柔らかいため、キャスター付き家具や重量物の脚にはフェルトや保護板、保護マットを敷いて重量を分散させると安心です。強アルカリ性洗剤・酸性洗剤・カビ取り剤・漂白剤は天然木の塗膜や木肌の変色・変質・はがれを起こすため使用しないでください。
重曹はアルカリ性かつ研磨作用があるため、フローリングの掃除には使わないでください。表面の塗膜やワックスを傷め、変色やシミを引き起こすおそれがあります。
基本的には使用できますが、ワックスの乾燥が不十分なときや湿式(水拭き)タイプは注意が必要です。ブラシに小石などが噛み込んだ状態で使用すると、床表面を傷つけるおそれがあります。
浅いすり傷であれば、市販の補修用クレヨンやタッチアップペンで目立たなくできます。ただし、広範囲の破損や焦げ跡は自己流で削ると塗膜を悪化させてしまうため、専門の補修業者や施工店に相談しましょう。
はい、大きく異なります。無垢材は水分や湿気に弱く水拭きを基本的に避けますが、シート系の床材は水拭きに対応しているタイプも多いため、お使いの床材の表示やメーカーの取扱説明書を確認することが大切です。
塗らないでください。もともと備わっている抗菌・抗ウイルス・耐傷性・防滑性などの性能が失われたり、密着不良によるはがれや白化の原因になったりします。
フローリングは日常の乾拭きを基本に、水分・強い洗剤・熱を避けることが長持ちのポイントです。汚れは種類を問わず放置せずすぐに拭き取り、傷やへこみは深さに応じて補修用品や専門業者を使い分けましょう。ワックスは半年〜1年に1回を目安に、無垢材やペット対応床など床材の種類に合ったお手入れ方法を選ぶことが、美しい床を長く保つコツです。
「傷みが目立ってきた」「そろそろ張り替えを考えたい」など、フローリングのことでお困りの際は、リホーム熊本までお気軽にご相談ください。会社選びに迷ったときは、リフォームは、家の「手術」です|腕利きの会社を選んでほしい理由もあわせてご覧ください。