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2013年1月17日 木曜日

「熊本市リフォーム」 『阪神大震災』・・・あれから18年

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2013.01.17

6434人の尊い命を奪った阪神大震災は、
1月17日で、発生から18年を迎えました。

震災犠牲者と同じ数の6434本のロウソクに火をともし、
祈りをささげる人たち(兵庫県伊丹市の昆陽池公園で)
 (出典:読売新聞)

私は、熊本に住んでいます。
だから被災者の方々の苦しみやご苦労は、
心のそこから理解しているわけではないのかもしれません。

でも、人ごととは考えられないのです。
その当時の思い出を一言書かせて頂ければ幸いです。

私には神戸に親戚がいましたので、
当時、調査と安否確認も含めて神戸に向かいました。
時期的には、崩れた高速道路が撤去された頃でした。

伊丹空港からバスで向かったのですが、
いたるところで道路が寸断。
数時間かけてやっとの思いで神戸に入りました。

途中、撤去された高速道路下の一般道路をバスで走りましたが、
ヒビが入って傾いているビルがいたるところにありました。

車窓から目に飛び込んでくるその凄まじい光景は
私に涙を溢れさせるには充分すぎました。

最終バス停に着き、リュックを背負って何時間も歩きながら
親戚の家を探しました。
街並みが一変しているのですから、半分は感が頼りです。

幸いに親戚全員は無事でしたが、
一軒は見事に崩れ落ち、その親戚が避難している仮設住宅を探しました。
その親戚は、朝の散歩中に地震が来たので無事でした。)
ヒビが入った区役所で確認したりしながら一歩いっぽ歩を進めたことを
思い出します。

街は、どこもかしこも瓦礫の山。
マスクがないと息苦しいほどです。

また、別の親戚の地域では
隣にあった7~8階建てマンションの
一階部分が潰れて無くなっていました。
親戚の叔母の話では、
地震直後は、「助けて~」と女性の声がしていたそうですが、
だんだんと声が小さくなり、最後には声がしなくなったとのことでした・・・・

その近くに公園があり、
そこにお坊様が座り、
雨の日も風の日もお経を上げていたそうです。

メリケンパークにそびえている神戸ポートタワーも
根元のコンクリートにヒビが入って、斜めに傾いています。

長田駅の付近を通った時は、一面が焼け野原。
電柱がぐにゃりと曲がっていたり、焦げ臭い匂いがあたり一面に
漂っています。
家があったなんてとても想像できません。
人もいない廃墟と化した街。
その中を歩きながら、こうやって元気で歩いている自分が
申し訳なく思いました。

このおしゃれな街神戸が復興するのに
いったいどれくらいの期間が必要なのだろう・・・・?
そう思いながら、とてつもなく途方にくれたことを思い出します。

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毎日新聞のニュースによると、

神戸市では昨年、震災を知らない市民が初めて人口の4割を超えたそうです。
そして、
街並みにも傷痕はほとんど見られなくなったようです。

しかし一方では、家を失った人たちが移り住んだ復興公営住宅は
1人暮らしの高齢者が増え、一層の見守りが必要になっているとのこと。
被災地の経済も低迷から脱し切れず、経済的に立ち直れない被災者の姿も垣間見える。

素晴らしい速さで復興した街並みですが、
経済的、精神的な打撃は18年経った今も、
根強く残っているようです。

私たちは、
この出来事を風化させないで、
まだまだ脳裏に留めておかなければ行けませんね・・・

投稿者 株式会社リホーム熊本 | 記事URL

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